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| 第六話〜<夏のひざしの中のムー>〜 | |||
庭先には 夏のひざしに益々成長した レモン・バーム、ラベンダー アップル・ミント それらのハーブが沢山咲き誇り 爽やかな香りがムーちゃんのお鼻をくすぐり とても涼しいひと時を感じさせます。 どこまで伸び続けるんだろうと 成長し続ける大輪のヒマワリはムーちゃんの 背丈を遙に越えて、ただ、ただ 見上げるばかりでした。 ムーちゃんはあることに気が付きました 見事に咲いたヒマワリは 今日も激しく熱い灼熱を発する 太陽を追かけるように、その大輪の花は 一日中、日差しに向かい会おうと努力している事を きっと、ヒマワリは太陽とお友達なんだと思いました。 でも、朝早くから沢山咲く薄い水色の 朝顔の花は太陽がギラギラ輝き出す昼頃には しぼんでしまうのです …このお花はきっと太陽が嫌いなんだにゃ〜 ムーちゃんはそう感じました 「今度、ママにお話してミュ〜」 とムーちゃんは思いました。 夕立が降り、大粒の滴が庭に咲き誇る草花に降り注いだ後 太陽のひざしの反対側に五織(ごしき) の虹がかかる夕方も 見上げる事が辛いほど眩い青い空の日も ムーちゃんはこの庭先を静かに佇み見つめています 何処からか色彩豊かな「あげは蝶」や黒一色の 貴婦人のような「川蜻蛉」(おはぐろとんぼ)が涼やかな 風に乗ってやってきました。 それらの風景を見ていて ムーちゃんはある事の確信ができました。 「きっと、このお庭の向こうはいつも夏なんだニャ〜 やっぱりママに聞いてミュ〜」…と つづく・・・ |
![]() ボス猫 |
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